夏場のバイクライフで悩ましいのが、「涼しさ」と「安全性」を両立できるジャケット選びですよね。私もこれまで何着もメッシュジャケットを試してきましたが、コミネのJK-1623とJK-162で迷っている方が本当に多いんです。

こんにちは。バイクLove2です。

実際、両モデルとも非常に優秀なフルメッシュジャケットなんですが、価格差が約1,000円~1,500円あるだけに「どっちを選べばいいの?」と悩むのも当然です。

そこで今回は、バイク歴20年の私が両モデルを徹底比較し、それぞれの違いと選び方のポイントを詳しく解説します。

まずは、主要な違いを表でチェックしてみましょう。

比較項目 JK-1623 JK-162
実売価格 11,830円~13,543円 10,355円~12,401円
丈の長さ やや長め(前傾姿勢でも背中が出にくい) 標準的な長さ
プロテクター 男性用:ハード、女性用:CE lv.2ソフト CE規格ハード(肩・肘)
コスパ 高機能・やや高価格 最強コスパ

JK-1623とJK-162の違いのレビュー

私が実際に両モデルを比較検証した結果、決定的な違いは以下の3点です。

①価格差とコストパフォーマンス

最も気になる価格差ですが、JK-162の方が約1,000円~1,500円安価です。

・JK-1623:実売価格11,830円~13,543円
・JK-162:実売価格10,355円~12,401円

ただし、この価格差には明確な理由があります。JK-1623は後発モデルで、JK-162の改良版という位置づけなんです。

②丈の長さ(最重要ポイント)

これが両モデルの最大の違いです。

モデル 丈の特徴 適した用途
JK-1623 やや長め(前傾姿勢でも背中が出にくい) 長距離ツーリング、スポーツバイク
JK-162 標準的な長さ 街乗り、通勤、短距離移動

特にスポーツバイクやツアラーに乗る方は、前傾姿勢を取る時間が長いので、JK-1623の長めの丈は大きなメリットになります。

③プロテクターの仕様差

両モデルともフルプロテクション仕様ですが、細かな違いがあります。

・JK-1623:男性用はハードプロテクター、女性用はCE lv.2対応ソフトプロテクター、背中はEVAパッド(ハニカム形状)
・JK-162:CE規格ハードプロテクター(肩・肘)、ハードタイププロテクター(胸部)、脊椎はEVAパッド

実用上はほぼ同等の安全性能ですが、JK-1623の方がわずかに進歩した設計になっています。

JK-1623についてのユーザーの口コミ

実際のユーザーの声を集めてみました。

悪い口コミ

・「肩パッドがズレやすく、下にずれることがある」
・「プロテクターが厚みがあり、普段着として着ると少しダサく見える」

確かに肩パッドのズレは気になる方もいるようですが、これはフィット感の問題で、適正サイズを選べばほぼ解決します。また、プロテクターの存在感については、安全性を重視するなら妥協すべき点だと思います。街乗りメインの方にはJK-162の方が向いているかもしれません。

良い口コミ

・「外気30度でも走れば涼しい!真夏のツーリングで大活躍」
・「丈が長めで前傾姿勢でも背中が出ないのが嬉しい」
・「この価格でプロテクターが標準装備なのはありがたい」
・「シンプルなデザインでロゴも控えめ、街乗りにも違和感なし」
・「サイズ展開が豊富で、自分の体格にピッタリ合うサイズが見つかった」
・「洗濯もできて衛生的、長距離ツーリング後も安心」
・「他の色違いも欲しくなるデザイン性の高さ」

JK-162についてのユーザーの口コミ

JK-162の実際のユーザーの声もチェックしてみましょう。

悪い口コミ

・「肩や胸のプロテクターが大きくて重く感じる、シルエットが膨らむ」
・「薄手なので転倒時にすぐ破れるのでは?と耐久性にやや不安」

プロテクターの存在感については、これも安全性とのトレードオフです。見た目を重視するか、安全性を重視するかの判断になります。耐久性の不安についても、メッシュジャケットとしては十分な強度がありますし、何より転倒しないよう安全運転が第一ですね。

良い口コミ

・「走り始めた途端に風が通り抜けて本当に涼しい!」
・「この価格でフルプロテクトは本当にありがたい、コスパ最強」
・「ロゴや装飾が少なくてシンプル、普段着感覚で着られる」
・「自分の体格に合うサイズがしっかり選べる、サイズ展開が豊富」
・「胸・肩・肘のプロテクターもしっかりしていて安心して乗れる」
・「洗濯できて衛生的、汗をかいても丸洗いできるのが嬉しい」
・「初めてのバイクジャケットとしても満足、作りもしっかりしている」

結論として、どちらがいいか私の意見

バイク歴20年の私の結論を正直にお話しします。

私はJK-1623をおすすめします。

理由は以下の通りです。

なぜJK-1623を選ぶのか

①長距離ツーリングでの快適性が圧倒的

私自身、年に数回は500km超の長距離ツーリングに出かけますが、前傾姿勢を長時間取る際の背中のカバレッジの違いは本当に重要です。JK-162でも悪くないんですが、JK-1623の長めの丈は一度体験すると手放せません。

②わずか1,000円程度の価格差なら投資する価値あり

確かにJK-162の方が安いんですが、長く使うことを考えれば1,000円の差は微々たるもの。機能向上に投資する価値は十分あると思います。

③改良版としての完成度の高さ

JK-1623はJK-162の改良版という位置づけなので、細かな不満点が改善されています。特にプロテクターの配置や生地の質感など、実際に使ってみると差を感じます。

ただし、こんな方にはJK-162がおすすめ
・とにかくコスパ重視の方
・街乗り・通勤メインで長距離は走らない方
・初めてのメッシュジャケットで試してみたい方

JK-162も決して悪い商品ではありません。むしろ、この価格帯でこの性能は驚異的です。

私の正直な感想

実は私、最初はJK-162を購入したんです。コスパの良さに惹かれて。でも、長距離ツーリングで何度か使ううちに「もう少し丈が長ければなあ…」と思うようになり、結局JK-1623も購入しました。

今では用途によって使い分けていますが、メインはJK-1623です。特に夏の北海道ツーリングでは、その快適性を痛感しました。

「迷ったら上位モデル」これが私の基本的な考え方です。特に安全に関わる装備については、後で後悔するよりも最初から良いものを選んだ方が絶対に良いと思います。

まとめ

コミネのJK-1623とJK-162、どちらも夏場のバイクライフを快適にしてくれる優秀なメッシュジャケットです。

最後に選び方のポイントを整理しておきます:

JK-1623を選ぶべき方
・長距離ツーリングをよくする
・スポーツバイクやツアラーに乗っている
・1,000円の価格差は気にならない
・長く使える良いものが欲しい

JK-162を選ぶべき方
・街乗り・通勤がメイン
・とにかくコスパ重視
・初めてのメッシュジャケット
・アップライトなポジションのバイクに乗っている

私個人としては、長期的な満足度を考えてJK-1623をおすすめしますが、使用用途によってはJK-162の方が適している場合もあります。

どちらを選んでも、コミネの品質なら間違いありません。あなたのバイクライフがより快適で安全になることを祈っています!