愛知県でバイクライフを楽しんでいる私ですが、最近多くの方から「デイトナ DJ-005とDJ-027、どっちを買えばいいの?」という質問をいただきます。
こんにちは、バイクLove2です。
どちらも3シーズン対応のソフトシェルジャケットですが、実は全く異なる特徴を持っています。価格差は約1,000円。この差をどう見るか、迷いますよね。
私も愛知県内のバイク用品店で両方を試着し、スペックを徹底的に比較してきました。今回は、DJ-005とDJ-027の違いを明確にし、あなたにピッタリの一着を選ぶお手伝いをします。
デイトナ DJ-005とDJ-027の主な違い
| 項目 | DJ-005 | DJ-027 |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 19,580円(実売13,990円〜) | 20,680円(実売14,476円〜) |
| 素材構造 | メッシュ裏地・通気性重視 | 厚手フリースボンディング・保温性重視 |
| 温度調節方式 | インナー重ね着で自由調節 | インナーコネクトシステム(DJ-028連携) |
| ベンチレーション | 腕・脇下の2か所 | ウインドシフトシステム(胸・腕・袖・背中) |
| プロテクター | 肩・肘・背中(ソフトタイプ) | 肩・肘(CE規格レベル1)、背中(ウレタン) |
| カラー | ブラック、ブラウン、オリーブ(3色) | ブラック、ダークグリーン(2色) |
| サイズ展開 | M、L、XL、2XL | S、M、L、XL |
デイトナ DJ-005とDJ-027の3つの決定的な違い
見た目は似ている2つのジャケットですが、実は設計思想が全く異なります。ここでは、購入判断の決め手となる3つの違いを詳しく解説します。
違い1:温度調節方式の違い
DJ-005:インナー重ね着方式
DJ-005は、脱着式インナーや中綿を使用せず、自分の好きなインナーを重ね着して温度調節する設計です。ユニクロのヒートテック、ワークマンのイージス、デイトナの純正インナーなど、その日の気温に合わせて自由に選べます。
若干オーバーサイズ設定なので、厚手のインナーを着ても窮屈になりません。
DJ-027:インナーコネクトシステム
DJ-027は、別売のDJ-028サーマフレックスインナージャケットと簡単に接続できるインナーコネクトシステムを採用しています。ジッパーで確実に固定できるため、走行中にインナーがズレる心配がありません。
真冬の寒さにもしっかり対応したい方に最適です。
違い2:保温性と素材構造の違い
DJ-005:メッシュ裏地で通気性重視
DJ-005の裏地はメッシュを採用し、通気性を重視した設計です。表地は防風性とストレッチ性を兼ね備えたソフトシェル素材。春から秋にかけて、長い季節快適に着用できます。
腕と脇下の2か所にベンチレーションを設置し、暑い時期の蒸れを防ぎます。
DJ-027:厚手フリースボンディングで保温性重視
DJ-027は、摩耗に強いツイル生地に厚手のフリースをボンディングした極厚ストレッチ素材を採用しています。DJ-005よりも明らかに保温性が高く、秋から冬にかけての寒い季節に強いです。
ただし、その分DJ-005よりも若干重く、真夏には暑すぎます。
違い3:空気循環システムの違い
DJ-005:シンプルなベンチレーション
腕と脇下の2か所にベンチレーションを設置。シンプルな構造で、開閉も簡単です。
DJ-027:ウインドシフトシステム
胸、腕、袖の3か所から空気を吸気し、背中の大型ベンチレーションから排気する、科学的に設計された空気循環システム「ウインドシフト」を採用。
ジャケット内の空気を効率的に循環させ、蒸れや暑さを効果的にコントロールします。この点はDJ-027の大きなアドバンテージです。
DJ-005のユーザー口コミ
実際にDJ-005を購入したユーザーの声を集めてみました。
悪い口コミ
・Mサイズが最小で、小柄な体格の人には大きすぎる
・胸部プロテクターが標準装備ではなく、別途購入が必要
これらの指摘について、サイズは冬場のインナー重ね着を考慮したオーバーサイズ設定のため、小柄な方は試着必須です。胸部プロテクターについては、別売のSAS-TECを追加すれば解決しますが、追加コストがかかる点は考慮が必要です。
良い口コミ
・防風性とストレッチ性に優れ、走行中にバタつかない
・好きなインナーを自由に選んで温度調節できるのが便利
・デザインがカジュアルで、ワークマンのジャケットより高級感がある
・自宅で洗濯できるので、メンテナンスが楽
・実売価格で13,990円で買えてコスパが良い
・通勤用として実用性が高く、毎日着ても飽きない
60代の方からは「スーパーカブC125の通勤仕様に最適。防風加工とプロテクター標準装備が決め手だった」という口コミもあり、幅広い年齢層に支持されています。
DJ-027のユーザー口コミ
続いて、DJ-027を購入したユーザーの声を見ていきましょう。
悪い口コミ
・着丈がやや短く、高身長の人だと腰回りが少し冷える
・カラーバリエーションが2色しかなく、もう少し選択肢が欲しい
着丈については、カジュアルなデザインを重視した結果でもあります。高身長の方は試着での確認をおすすめします。カラーについては、ブラックとダークグリーンという実用的な2色展開。長く使うことを考えると飽きのこない色選択だと思います。
良い口コミ
・厚手のフリース内裏でとても暖かく、秋冬の寒い時期にちょうどいい
・ウインドシフトシステムが本当に効果的で、体温調整がしやすい
・ストレッチ素材で動きやすく、プロテクター付きなのに窮屈感がない
・インナージャケット(DJ-028)との組み合わせで真冬でも十分暖かい
・CE規格プロテクターで安全性が高い
・カジュアルなデザインで街中でも違和感なし
・DJ-005より保温性が高く、寒がりの自分には最適
特に「暖かい」という評価が多く、保温性の高さが際立っています。
バイクLove2としての結論:どちらを選ぶべきか
正直にお伝えします。DJ-005とDJ-027、どちらが良いかは「あなたの使い方」で決まります。
DJ-005をおすすめする人
・インナーを自分の好みで自由に選びたい人
・通気性を重視し、春から秋メインで使いたい人
・カラーバリエーションが豊富な方が良い人(3色展開)
・少しでも安く買いたい人(価格差約1,000円)
・2XLサイズが必要な大柄な体格の人
・シンプルなベンチレーションで十分な人
私も実際に試着してみましたが、DJ-005は「軽くて動きやすい」という印象でした。メッシュ裏地の通気性が良く、春秋の愛知県の気候にはピッタリです。インナーの自由度が高いので、自分なりのカスタマイズを楽しみたい方には最適です。
DJ-027をおすすめする人
・保温性を重視し、秋冬メインで使いたい人
・インナージャケット(DJ-028)との連携で真冬にも対応したい人
・ウインドシフトシステムによる高度な体温調整機能が欲しい人
・CE規格プロテクターで安全性を重視する人
・Sサイズが必要な小柄な体格の人
・価格差約1,000円を払っても高機能な方が良い人
DJ-027は、厚手フリースボンディングのおかげで、明らかにDJ-005より暖かいです。ウインドシフトシステムも、単なる宣伝文句ではなく、実際に効果を実感できます。真冬のツーリングを考えているなら、DJ-027の方が安心です。
私ならこう選ぶ
もし私が今から買うなら、DJ-027を選びます。理由は3つ。
1つ目は、保温性の高さ。40代になって寒さが身に染みるようになったので、厚手フリースボンディングの暖かさは魅力的です。
2つ目は、ウインドシフトシステム。空気循環の効率が良く、愛知県の湿度の高い気候でも快適に過ごせそうです。
3つ目は、インナーコネクトシステム。将来的にDJ-028を追加購入すれば、真冬のツーリングにも対応できる拡張性があります。
ただし、これはあくまで私の場合。インナーの自由度を最優先するなら、DJ-005の方が良いでしょう。どちらも優秀なジャケットなので、自分のライディングスタイルに合わせて選んでください。
まとめ
デイトナ DJ-005とDJ-027の違いについて、詳しく解説してきました。
両製品の違いをまとめると、以下のようになります。
・DJ-005はインナー重ね着方式で自由度が高く、通気性重視の設計
・DJ-027はインナーコネクトシステムで、保温性とウインドシフトシステムが強み
・価格差は約1,000円だが、機能差は明確
・DJ-005は春秋メイン、DJ-027は秋冬メインの使用に最適
・どちらも3シーズン対応だが、設計思想が全く異なる
あなたが「インナーの自由度」を重視するなら DJ-005、「保温性と高度な体温調整」を重視するなら DJ-027を選んでください。
どちらを選んでも、デイトナの高品質なソフトシェルジャケットとして満足できるはずです。






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