【徹底解説】ロードスマート4とロード5を比較|口コミ・評判からわかる本当の性能差

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【徹底解説】ロードスマート4とロード5を比較|口コミ・評判からわかる本当の性能差 タイヤ

こんにちは、バイクLove2です。愛知でバイクに乗り始めて20年以上、ツーリングを重ねてきた私にとって、タイヤ選びはバイクライフを左右する重要な要素です。今回は、ダンロップの「ロードスマート4」とミシュランの「ロード5」、どちらを選ぶべきか迷っている方に向けて、実際のユーザーの口コミや評判をもとに、2つのタイヤの本当の性能差を徹底比較してみました。

私自身、長年ミシュランのロード5を愛用してきましたが、車検時にロード5の在庫がなく、ロードスマート4のGTスペックを試してみた経験があります。その実体験も踏まえて、正直な意見をお伝えします。

ロードスマート4とロード5の主な違い比較表

まずは、2つのタイヤの基本的な違いを表にまとめてみました。

項目ロードスマート4ロード5
メーカーダンロップ(国産)ミシュラン(フランス)
コンセプト楽しく疲れないタイヤ摩耗時も性能維持
フロント接地感やや薄い優れている
ウェットグリップ良好非常に優れている
乗り心地衝撃吸収性が高い穏やかで安定
耐久性8,000km~10,000km程度9,000km~12,000km程度
価格帯(前後セット)40,000円~55,000円50,000円~70,000円
おすすめ用途ロングツーリング、疲労軽減重視雨天走行、ウェット性能重視

ロードスマート4は「疲労軽減」と「乗り心地」にフォーカスした国産タイヤで、特にリアタイヤの衝撃吸収性が高く評価されています。一方、ロード5は「ウェットグリップ」と「摩耗後も性能維持」に特化したミシュランの技術が詰め込まれたタイヤです。

ロードスマート4とロード5の比較で違いを深掘り

フロントタイヤの接地感の違い

これが2つのタイヤの最も大きな違いです。私自身、ロードスマート4のGTスペックを試してみて感じたのは、フロントの接地感が薄いということでした。特に濡れた路面や、カーブに縦溝が切ってあるアスファルト舗装では、滑る感覚があり不安を感じました。

一方、ロード5はフロントの接地感が非常に優れていて、直進性が良く、リーンしても滑る感じがほぼありません。コーナリング時の安心感は、明らかにロード5が上だと感じました。

ウェットグリップ性能の差

ロード5の最大の武器は、ウェットグリップ性能です。ミシュラン独自の「XST Evoテクノロジー」により、摩耗が進むにつれてサイプ(溝)が拡張する仕組みになっています。これにより、5,000km走行して摩耗した状態でも、新品のパイロットロード4と同等のウェット制動距離を保つという驚異的な性能を持っています。

ロードスマート4もウェットグリップは良好ですが、ロード5と比較すると、濡れた路面での接地感が薄く感じられます。雨天走行が多い方や、雨男・雨女の方には、圧倒的にロード5をおすすめします。

乗り心地と疲労軽減性能

ロードスマート4は「楽しく疲れないタイヤ」というコンセプトで開発されており、IPT(インパクトパリーテクノロジー)により、タイヤ全体が上下方向にたわみ、ギャップ吸収性が向上しています。リアタイヤの乗り心地は本当に素晴らしく、サスペンションを変えたかと思うほどの衝撃吸収性があります。

ロード5も穏やかで安定した乗り心地ですが、ロードスマート4ほどの「ふわっとした」感覚はありません。長距離ツーリングでの疲労軽減を最優先するなら、ロードスマート4のリアタイヤは非常に魅力的です。

耐久性とコストパフォーマンス

耐久性については、ロード5がやや上回ります。実際のユーザーからは、11,000km走行してもまだ余裕があったという声が多数あります。一方、ロードスマート4は8,000km~10,000km程度が目安です。

価格面では、ロードスマート4の方が安価で、前後セットで40,000円~55,000円程度。ロード5は50,000円~70,000円程度です。ただし、耐久性を考慮すると、コストパフォーマンスはほぼ同等か、ロード5がやや有利かもしれません。

比較ポイントロードスマート4ロード5
フロント接地感★★★☆☆★★★★★
ウェットグリップ★★★★☆★★★★★
リア乗り心地★★★★★★★★★☆
耐久性★★★★☆★★★★★
価格★★★★☆(安い)★★★☆☆(高い)
コスパ★★★★☆★★★★☆

ロードスマート4のユーザー口コミ

実際にロードスマート4を使用したユーザーの口コミを集めてみました。

悪い口コミ

・フロントの接地感が薄く、濡れた路面で不安を感じる
・カーブの縦溝アスファルトで滑る感覚がある

確かに、フロントの接地感については、ロード5と比較すると明らかに劣ります。ただし、これはあくまでロード5という非常に優れたタイヤと比較した場合の話です。ツーリングタイヤとしての基本性能は十分に備えており、普通に走る分には全く問題ありません。また、リアタイヤの乗り心地の良さでカバーできる部分もあります。

良い口コミ

・リアタイヤの乗り心地が素晴らしく、サスを変えたかと思うほど
・荒れた路面でもタイヤが衝撃を吸収してくれて、どっしり乗れる
・超低速での操作が軽く、交差点などでの取り回しが楽
・疲労軽減効果が科学的に検証されており、長距離ツーリングに最適
・国産タイヤなので、在庫が安定していて入手しやすい
・価格がロード5より安く、コストパフォーマンスが良い

ロード5のユーザー口コミ

続いて、ロード5のユーザー口コミをまとめました。

悪い口コミ

・価格がロードスマート4より高く、前後セットで5万円以上する
・フロントタイヤの摩耗が早い場合がある(使い方による)

価格については、確かにロードスマート4より1万円~1万5千円ほど高くなります。しかし、耐久性が高く、摩耗後も性能が維持されることを考えると、トータルのコストパフォーマンスは悪くありません。また、フロントの摩耗については、走行スタイルや路面状況によって個人差が大きいため、一概には言えません。

良い口コミ

・11,000km走行してもまだ余裕があり、耐久性が非常に高い
・ウェット路面でのグリップが圧倒的で、雨でも安心して走れる
・摩耗しても性能が下がった感じがせず、最後まで気持ちよく乗れる
・直進性が良く、リーンしても切れ込むような挙動がない
・フロントの接地感がロードスマート4より格上で、安心感がある
・コスパが最高に良く、長距離ツーリング派には最適
・サーキット走行でもグリップを保てるほどの性能

バイクLove2としての結論

私がロードスマート4とロード5、どちらを選ぶかと聞かれたら、正直に言って「ロード5」を選びます

理由は明確です。フロントタイヤの接地感が圧倒的に優れているからです。バイクにとって、フロントタイヤの接地感は安全性に直結する最も重要な要素です。特にコーナリング時や雨天走行時、フロントタイヤの接地感があるかないかで、安心感が全く違います。

ロードスマート4も素晴らしいタイヤです。特にリアタイヤの乗り心地は本当に良く、長距離ツーリングでの疲労軽減効果は抜群です。しかし、フロントの接地感が薄いという点が、私にとっては大きなマイナスポイントでした。濡れた路面や縦溝アスファルトで滑る感覚があると、どうしても不安を感じてしまいます。

ロード5は、価格こそロードスマート4より高いですが、その分の価値は十分にあります。ウェットグリップの圧倒的な性能、摩耗後も維持される安定性、そして何より、フロントの接地感の良さ。これらを総合すると、私はロード5をおすすめします。

ただし、以下のような方には、ロードスマート4も選択肢として十分にありだと思います。

・予算を抑えたい方
・雨天走行がほとんどなく、ドライ路面メインの方
・リアタイヤの乗り心地を最優先したい方
・国産タイヤにこだわりがある方

結局のところ、タイヤ選びは自分の走行スタイルや優先順位によって変わります。私のように、フロントの接地感とウェット性能を重視するなら、間違いなくロード5です。でも、乗り心地と疲労軽減を最優先するなら、ロードスマート4も素晴らしい選択だと思います。

まとめ

ロードスマート4とロード5、どちらも優れたツーリングタイヤですが、それぞれに明確な特徴があります。

・フロントの接地感とウェットグリップを重視するなら、ロード5
・リアの乗り心地と疲労軽減を重視するなら、ロードスマート4
・価格を抑えたいなら、ロードスマート4
・耐久性と長期的なコスパを重視するなら、ロード5

私自身は、長年ロード5を愛用してきて、その性能に満足しています。一度ロードスマート4も試してみましたが、やはりフロントの接地感の差が大きく、ロード5に戻しました。皆さんも、自分の走行スタイルに合ったタイヤを選んで、安全で楽しいバイクライフを送ってください。

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