こんにちは、バイクLove2です。愛知でバイクに乗り始めて20年以上、仲間とのツーリングを重ねてきた私にとって、インカムは今やバイクライフに欠かせない存在になっています。
最近のツーリングでは、仲間全員がインカムを装着していて、走りながらの会話がとても楽しいんです。以前は信号待ちでしか話せなかったのに、今では峠道でも「この先のコーナー気持ちいいぞ」「あのカフェに寄ろうか」なんて、リアルタイムで情報交換ができるようになりました。
ソロツーリングでも、ナビの音声案内を聞いたり、好きな音楽を流したりと、インカムのおかげで走行中の楽しみが格段に増えています。この記事では、私が実際に使ってきた経験と、多くのライダー仲間の評判をもとに、2025年最新のおすすめインカムをランキング形式でご紹介します。
バイクインカムを選ぶ際の重要ポイント
インカム選びで失敗しないために、まず押さえておきたいポイントをお伝えします。私も最初は何も知らずに買って、後悔した経験がありますからね。
同時通話人数と通信距離
まず確認すべきは、何人で同時に話せるかということです。ソロや2人までのツーリングなら2〜3人対応で十分ですが、マスツーリングが多いなら6〜8人対応のモデルを選ぶべきでしょう。
通信距離も重要で、一般的には500m〜2,000m程度の製品が主流です。山道や高速道路では仲間との距離が離れがちなので、1,000m以上の通信距離があると安心できます。
バッテリー持続時間
ロングツーリングでは、バッテリーの持ちが死活問題になります。最低でも10時間以上、できれば15時間以上の連続使用が可能なモデルがおすすめです。私は以前、ツーリング中にバッテリーが切れて、仲間とはぐれてしまった苦い経験があります。
防水性能
バイクは天候に左右される乗り物ですから、防水性能は必須です。IP67やIPX6以上の防水規格があれば、突然の雨でも安心して使えます。
他社製品との互換性
仲間が使っているインカムとの互換性も大切なポイントです。実は、インカムを購入する際に「仲間と同じメーカーのものを選ぶ」というのが最も確実な方法だったりします。
【2025年最新】バイクインカム人気ランキング
それでは、おすすめのバイクインカムをランキング形式でご紹介していきます。
第1位:B+COM SB6XR(サインハウス)
2025年の売れ筋ランキングで堂々の第1位に輝いたのが、サインハウスの「B+COM SB6XR」です。
大手バイク用品店の2りんかんでも売上トップを記録しているこのモデルは、シンプルなデザインとインターフェースが特長で、旧型のSB6Xよりも薄型になっています。本体正面のデバイスボタンは立体的な造形で、グローブを装着したままでも押しやすくなっているのが嬉しいポイントです。
最大の魅力は、インカム通話と音楽リスニングを同時に聴ける「聴きトーク」機能です。これがあれば、仲間との会話中でもナビの音声案内を聞き逃すことがありません。
バッテリーは超大容量で、通話使用時間最大22時間、音楽再生使用時間最大24時間と、ロングツーリングでも時間を気にせず使えます。価格は47,300円からと高めですが、その価値は十分にあると思います。
第2位:B+COM SX-1(サインハウス)
第2位も同じくサインハウスの製品「B+COM SX-1」です。ボタンが3つだけのシンプルな形で、使い勝手の良さが人気の理由です。
この製品の最大の特長は、SHOEIが開発した「SHOEI COMLINK」モデルに対応している点です。ビルトインタイプの専用品となっているため、空力性能に大きな影響を与えることがなく、ヘルメットデザインとの調和も高まります。
2りんかんの店員さんによると、アフターフォローが特に良いため、イチ押しの製品とのことでした。
第3位:B+COM ONE(サインハウス)
第3位は、サインハウスの「B+COM ONE」です。上述した2つの製品の下位版にあたるスタンダードモデルですが、基本的な性能は高品質を維持しています。
B+COM特有のプレミアムサウンド、グループ接続機能、高い防水性などを兼ね備えたインカム初心者や入門者におすすめの製品です。アームマイクユニットとワイヤーマイクユニットの2種類から選べるのも魅力で、価格も他の製品と比較して安くなっています。
第4位:JESIMAIK R16 Pro
第4位は、コストパフォーマンスに優れた「JESIMAIK R16 Pro」です。この商品は1ヶ月に1,000個以上も売れている人気のバイクインカムで、Amazonや楽天市場でも高評価を得ています。
最大6人までの同時通話が可能で、通信距離は1,500mまで対応しています。IP67相当の高い防水性能と、連続使用時間15時間という大容量バッテリーを備えており、ロングツーリングでも安心です。
他社製品との互換性もあるため、仲間が違うメーカーのインカムを使っていても接続できるのが便利です。価格は13,980円からと、ハイエンドモデルの3分の1以下で購入できるコスパの良さが魅力です。
第5位:FODSPORTS M1-S PRO
第5位は「FODSPORTS M1-S PRO」です。比較的安価でありながらスピーカーの音質が良く、目立って悪いところのないコスパの良いインカムとして人気があります。
最大8人までの同時通話が可能で、連続使用時間は20時間と大容量バッテリーを搭載しています。騒音抑制技術やAUX有線接続にも対応しており、価格は8,242円からと非常にリーズナブルです。
予算が限られている人や、初めてインカムを購入する人に特におすすめできる製品です。
第6位:DT-E1+(デイトナ)
第6位は、デイトナの「DT-E1 プラス」です。内部構造が見直され、通話中や音楽再生時の音の鮮明さが向上しています。
別売りのオプションパーツで9色のフェイスパネルから選べるため、自分のヘルメットの色に合ったインカムを取り付けることができます。値段の面でもコスパが良く、「とりあえずインカムを試してみたい」という方におすすめの製品です。
第7位:BT R1 Plus(ミッドランド)
第7位は、ミッドランドの「BT R1 Plus」です。インカム通話中にバックグランドで音楽やナビ等を聴けるパラレルストリーミング機能が搭載されています。
この製品の最大の特長は、オートバイインカム業界史上初となる「マグネットマウント」を採用している点です。取り付けや取り外しが簡単で、使い勝手が大幅に向上しています。
ソロツーリングや小規模なグループツーリングに最適な製品として、多くのライダーから支持されています。
以上がネット上の総合集計によるランキングでしたが、ここからは私のおすすめする商品をご紹介します。ネット上でのおすすめが必ずしもおすすめとは限らないからです。
バイク初心者におすすめのインカム
初めてインカムを購入する方には、操作がシンプルで価格も手頃な製品をおすすめします。
私が初心者に特におすすめしたいのは、SENA J10です。約1万円という価格でありながら、世界的ブランドSENAの品質を体験できるコストパフォーマンスの高さが魅力です。HDスピーカーによるクリアな音質、LCDディスプレイで操作状況が一目で分かる使いやすさ、そして13時間の長時間バッテリーと、初心者に必要な機能が全て揃っています。「インカムを試してみたいけど、高価なモデルに手を出すのは躊躇する」という方には、まさにうってつけの選択肢です。
もう少し予算を出せるなら、デイトナのDT-E1プラスも良い選択肢です。操作もシンプルで、別売りのカラーパネルでヘルメットに合わせてカスタマイズできるのも楽しいですね。
JESIMAIK R16 Proも初心者向けとして優秀です。ペアリングが簡単で、音質もクリアなため、初めてでも迷わず使えます。価格は13,980円からと、非常にお買い得です。
マスツーリングにおすすめのインカム
大人数でのツーリングを楽しむなら、同時通話人数が多く、通信距離が長いモデルを選ぶべきです。
私が最もおすすめしたいのは、SENA J30です。メッシュインターコム機能により最大24人の同時通話が可能で、グループツーリングでも途切れることがほとんどありません。IP67の高い防水性能とHarman Kardon開発のHDスピーカーによる高音質も魅力で、価格は17,490円からと非常にコストパフォーマンスに優れています。愛知県内のツーリンググループで走るときも、メンバーが多い場合の通信問題が一気に解決できるはずです。
デイトナのDT-02も8人同時通話と1,500mの通信距離を誇り、大人数のツーリングでも安定した通話ができます。聴きトーク機能により音楽と通話を両立できるのも便利です。
JESIMAIK R16 Proも6人同時通話が可能で、マスツーリングに十分対応できます。通信距離は1,500mまで対応しており、切れても自動で再接続してくれる機能が便利です。グループの中に予算が限られているメンバーがいる場合、このモデルなら全員で揃えやすい価格帯です。
ソロツーリングにおすすめのインカム
一人で走ることが多いライダーには、音楽再生やナビ音声案内、FMラジオなどの機能が充実したモデルがおすすめです。
私がソロツーリングで最も推したいのは、SENA J10です。約1万円という価格でありながら、HDスピーカーによる高音質とオーディオイコライザーで自分好みの音質にカスタマイズできます。LCDディスプレイで設定状況を視覚的に確認できるため、「今どんな状態なのか分からない」というストレスもありません。13時間のバッテリー持続で日帰りツーリングも余裕です。
JESIMAIK R16 Proもソロツーリングに最適です。FMラジオ機能があるので、音楽再生だけでなく、ラジオを聴きながらのソロライドも楽しめます。40mmのダイナミックドライバーにより音楽も非常にクリアで、ツーリング中の楽しみが増えたという口コミも多数寄せられています。
デイトナのDT-02も、音楽と通話の両立機能「聴きトーク」があり、音楽を聴きながらナビの音声案内を確認できるのが便利です。イコライザー調整もできるので、自分好みの音質に設定できるのがソロツーリングには嬉しいポイントです。
バイクLove2の総合評価
20年以上のバイク歴の中で、様々なインカムを試してきた私の率直な意見として、2025年はコスパに優れた製品が充実していると感じます。
正直に言うと、B+COMは確かに素晴らしい製品ですが、有名メーカーで価格も高額なため、良くて当たり前なんですよね。私のような40代のライダーには、機能と価格のバランスが取れた製品の方が現実的な選択肢だと思います。
私が最もおすすめしたいのは、SENA J30です。メッシュインターコムによる24人同時通話は、大人数のツーリングイベントでも全く困りません。IP67の防水性能は愛知県の梅雨やゲリラ豪雨でも安心ですし、Harman Kardon開発のスピーカーによる音質の良さは長時間のツーリングでも疲れにくいんです。17,490円という価格でこれだけの機能と品質を得られるのは、本当にコストパフォーマンスが高いと思います。格安インカムを何度も買い替えるより、最初からSENA J30を選んだ方が結果的にお得になるはずです。
初心者やソロツーリングメインなら、SENA J10が最強です。約1万円でSENAブランドの品質を体験できるチャンスは、そう多くありません。HDスピーカーのクリアな音質、LCDディスプレイの見やすさ、13時間の長時間バッテリーと、必要な機能が全て揃っています。「インカムを試してみたいけど、高価なモデルに手を出すのは躊躇する」という方には、まさにうってつけの選択肢だと断言できます。
グループツーリング重視なら、デイトナのDT-02も見逃せません。8人同時通話と1,500m通信距離、聴きトーク機能による音楽と通話の両立など、実用的な機能が充実しています。実売25,000円台からという価格設定は、他社の同等機能製品と比べてもコストパフォーマンスが高いです。
コスパ最強を求めるなら、JESIMAIK R16 Proも優秀です。13,980円という価格で、6人同時通話、1,500m通信距離、IP67防水、15時間連続使用という充実したスペックを実現しています。特にFMラジオ機能があるのが嬉しくて、ソロツーリング中にラジオを聴く新鮮な体験ができます。
確かに高級モデルには魅力がありますが、それを差し引いても、SENA J10/J30、デイトナ、JESIMAIKのコスパモデルは十分におすすめできる製品です。特にグループツーリングを頻繁に行う方、予算を抑えたい方には、間違いなく満足してもらえると思います。
私自身、次のインカム買い替え時にはSENA J30を第一候補として考えています。バイク仲間にも自信を持って勧められる製品ですね。
まとめ
バイクインカムは、ツーリングの楽しさと安全性を大きく向上させてくれる素晴らしいアイテムです。
・グループツーリングが多いならSENA J30が24人同時通話で最適解
・初心者やソロツーリングにはSENA J10が約1万円で高品質
・8人グループならデイトナDT-02が聴きトーク機能で便利
・コスパ最強はJESIMAIK R16 Proで、FMラジオも楽しめる万能型
・仲間と同じメーカーを選ぶことで通信の安定性が向上
・春のシーズン前やセールイベント時が購入のチャンス
愛知の仲間たちとのツーリングでも、インカムを導入してから会話が途切れることなく、より一体感を感じられるようになりました。高額なモデルでなくても、SENA J10/J30、デイトナ、JESIMAIKのコスパモデルで十分に快適なコミュニケーションが楽しめます。これからインカムを購入する方も、ぜひ自分の予算とスタイルに合った製品を見つけて、より楽しいバイクライフを送ってください。











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