どうも、バイクLove2です。
今回は、話題のカエディア KDR-D22について徹底レビューしていきます。私も以前はスマホをナビ代わりに使ってきましたが、夏場の熱暴走には本当に悩まされてきました。それでカエディア(kaedear) KDR-D21を購入したのですが、その後にカエディア(kaedear) KDR-D22に買い替えた経緯があります。
このカエディア(kaedear) KDR-D22。バイク用ドラレコとしては珍しい5.5インチの大画面に、CarPlay対応、さらに空気圧センサーまで内蔵した「全部入り」な一台です。果たして5万円超えの価格に見合う価値があるのか?実際に使い込んだ結果をお伝えします。
カエディア(kaedear) KDR-D22の主要スペック
項目 | 仕様 |
---|---|
ディスプレイ | 5.5インチ IPSタッチパネル(1100nit、自動調整機能) |
対応OS | CarPlay / Android Auto |
カメラ | 前後カメラ(SONY STARVIS IMX-307センサー) |
解像度 | FHD(1920×1080P/200万画素) |
GPS | 5Hzデュアルバンド |
空気圧監視 | TPMS(リアルタイム表示対応) |
防水性能 | IP67(-20〜70℃対応) |
価格 | 52,880円(税込) |
カエディア(kaedear) KDR-D22の詳細レビュー
最大の特徴:CarPlay中も前後カメラが見える革新性
これまでのバイク用ナビ・ドラレコでは、ナビを表示するとカメラ映像は見えなくなるのが当たり前でした。しかしKDR-D22は違います。CarPlayでGoogleマップを使いながら、同時に後方カメラの映像を小窓で表示できるんです。
実際に名古屋高速を走っていても、ナビを見ながら後続車の接近具合が分かるので、車線変更のタイミングが格段に掴みやすくなりました。特に夜間走行では、この機能の恩恵を強く感じます。
1100nitの高輝度ディスプレイは伊達じゃない
5.5インチという大画面もさることながら、最大1100nitの輝度は圧巻です。真夏の炎天下、直射日光がガンガン当たる状況でも、画面がくっきり見えます。自動調整機能のおかげで、トンネルに入った時の急激な明度変化にもスムーズに対応。
従来使っていた中華製ドラレコの2.4インチ画面とは、まさに雲泥の差。文字の大きさ、タッチ操作のしやすさ、すべてが別次元です。
空気圧センサー(TPMS)の実用性
・リアルタイム表示で常に空気圧をチェック可能
・温度表示もあり、長距離ツーリング時の変化が分かりやすい
・アラート機能で急激な圧力低下を警告
以前、浜名湖ツーリングで気づかないうちに釘を踏んでしまい、パンク寸前まで走り続けた経験があります。TPMSがあれば、そんなヒヤリハットも未然に防げたでしょう。
ただし、精度については「参考値」として捉えるのが無難。正確な測定は、やはり専用ゲージが必要です。
防水・耐熱性能の信頼度
IP67防水、-20〜70℃対応という仕様は、愛知の厳しい気候条件でも安心感があります。梅雨時期の豪雨ツーリングでも、一切の不具合なし。真夏のアスファルト照り返しにも負けません。
取り付けも1インチボールマウントで、既存のRAMマウントシステムとの互換性も◎。振動吸収もしっかりしており、高速道路でのビビリも気になりません。
カエディア(kaedear) KDR-D22ユーザーの口コミをチェック
実際のユーザーの声を調査した結果、以下のような意見が多く見られました。
気になる悪い口コミ
・動作にラグを感じる:スマホのような機敏さはなく、タッチ操作に若干の遅延
・空気圧の精度は参考程度:完全に信頼できるレベルではなく、あくまで目安として活用
この2点については、私も実際に感じた部分です。動作ラグについては、バイク用デバイスとしては許容範囲内。スマホと比較してしまうと物足りなさはありますが、ナビとしての基本機能は十分果たしています。
空気圧についても、±0.1〜0.2barの誤差はあるものの、急激な変化を察知するアラート機能としては有効です。
絶賛の良い口コミ
・カメラ映像が前後とも非常にクリア:夜間でもナンバープレートがはっきり読める
・スマホとの連携が簡単:ケーブル1本でCarPlayが立ち上がり、音楽・通話もスムーズ
・空気圧表示が便利:ツーリング前の日常点検が楽になった
・防水性能が信頼できる:豪雨でも一切の浸水なし
・大画面で操作しやすい:グローブをしたままでもタッチ操作可能
・取り付けが簡単:既存マウントとの互換性が高く、配線も分かりやすい
・サポートが丁寧:不明点への回答が早く、日本メーカーの安心感
バイクLove2の結論
正直に言うと、購入前は「5万円超えは高いかな…」と躊躇していました。しかし、実際に使ってみた今、この投資は大正解だったと断言できます。
まず、スマホの熱暴走からの完全解放。これだけでもストレス軽減効果は絶大です。真夏の東海北陸道や中央道を走っても、一度もナビが落ちることなく、安心してツーリングを楽しめるようになりました。
前後カメラの同時表示機能も、一度使うと手放せません。特に高速道路の合流や車線変更時の安全確認が格段に向上。40代になって動体視力も衰えてきた私には、まさに救世主的存在です。
TPMSについては、精度に多少の不満はあるものの、「いつもより空気圧が低いな」という感覚的な把握には十分。毎回ガソリンスタンドで測定する手間が省けるのも地味にありがたい。
もちろん完璧ではありません。動作のもっさり感や空気圧精度の問題もありますが、それを差し引いても余りある価値がこの一台には詰まっています。
特に私のように、スマホナビの限界を感じているライダー、安全装備を一台で済ませたいと考えているライダーには、間違いなくオススメできる製品です。
まとめ
カエディア(kaedear) KDR-D22は、バイク用ナビ・ドラレコの新時代を切り拓く画期的な製品でした。
・CarPlay/Android Auto中の前後カメラ同時表示という唯一無二の機能
・1100nit高輝度ディスプレイによる圧倒的な視認性
・TPMS内蔵によるオールインワンの利便性
・IP67防水・耐熱性能による高い信頼性
・日本メーカーならではの手厚いサポート
これらの要素が組み合わさった結果、52,880円という価格も納得の価値を提供してくれています。スマホナビの限界を感じているライダーなら、きっと同じ満足を得られるはずです。
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