私は20年以上バイクに乗り続けているバイクLove2です。今回は、小型バイクやスクーターのバッテリー交換で人気の2つの商品「バッテリーマン BMX4L-BS」と「雷神バッテリー RTX4L-BS」の違いについて、実際の使用経験を踏まえて詳しく解説します。

以前にユアサバッテリーのYTX4L-BSとYT4L-BSの違いを解説し、その際にYTX4L-BSをおすすめしました。

【失敗しない】ユアサバイクバッテリー YTX4L-BSとYT4L-BSの違いは?

「バッテリーマン BMX4L-BS」と「雷神バッテリー RTX4L-BS」は、どちらもYTX4L-BS互換品で、純正品の半値以下という魅力的な価格設定ですが、実は意外と違いがあります。価格差は約300円から500円程度ですが、その理由と選び方のポイントを明確にお伝えします。

項目 バッテリーマン BMX4L-BS 雷神バッテリー RTX4L-BS
価格帯 1,889円~2,300円 2,150円~2,580円
デザイン シンプルな黒ボディ 目立つレッドカラー
品質アピール 1年保証 ISO 9001認定工場生産
容量 3Ah 4.0Ah
特徴 コスパ最重視 デザイン性も考慮

バッテリーマン BMX4L-BS と雷神バッテリー RTX4L-BS の違いの詳細レビュー

実際に両方の商品を使用した経験から、3つの重要な違いについて詳しく解説します。

価格差の理由と価値

最も大きな違いは価格です。バッテリーマン BMX4L-BSは1,889円から2,300円台前半、雷神バッテリー RTX4L-BSは2,150円から2,580円と、約300円から500円の価格差があります。

この価格差の主な理由は以下の通りです:

・バッテリーマン:徹底的なコスト削減により最安値を実現
・雷神:デザイン性とブランド価値を付加した価格設定

私の経験では、性能面での大きな違いはありませんが、予算を最優先にするならバッテリーマン、見た目も気にするなら雷神という選択になります。

デザインの違いとその影響

見た目の違いは一目瞭然です。バッテリーマンは従来の黒いボディでシンプル、雷神は派手な赤いボディが特徴的です。

比較項目 バッテリーマン BMX4L-BS 雷神バッテリー RTX4L-BS
ボディカラー 黒色(定番) 赤色(派手)
目立ち度 控えめ 非常に目立つ
適合車種 どんなバイクにも合う スポーツ系バイクに映える

NS-1やスポーツ系のバイクなら雷神の赤が映えますが、ビジネスバイクやカブ系なら黒の方が自然です。

品質保証の違い

品質面でのアピールポイントも異なります:

・バッテリーマン:発送日から1年間のメーカー保証
・雷神:ISO 9001認定工場での生産をアピール

実際の品質に大きな差はありませんが、保証書がしっかりしているのはバッテリーマンです。一方で雷神は国際基準の工場で作られているという安心感があります。

バッテリーマン BMX4L-BS のユーザー口コミ

実際に使用しているユーザーの生の声をまとめました。

悪い口コミ

・端子のネジが微妙に短く、取り付けに苦労した
・中華製なので1年もてば十分だと思っている

これらの口コミについて、私の経験からフォローします。端子の長さについては確かに純正品より短い場合がありますが、ほとんどの場合は問題なく取り付けできます。寿命についても、使用状況によりますが2年以上使えることも多いです。

良い口コミ

・1,500円で買えて一発始動、コスパ最高
・充電済みで届くのでプラスドライバー1本ですぐ交換できた
・電圧も12.7Vから使用後は13.1Vまで上がり、しっかり充電できる
・寒くてもシッカリ一発始動する
・リモコンジョグの交換用に購入、始動性はばっちり
・ジャイロと古いストリームに取り付け、両方キッチリかかる
・満充電状態で届いたのでセルの始動は問題なく復活した

雷神バッテリー RTX4L-BS のユーザー口コミ

雷神バッテリーの実際の使用感について、ユーザーの評価をまとめました。

悪い口コミ

・保証書が付いていないため、メーカー保証の詳細が不明
・中華製ゆえの品質のばらつきが心配

これらの点について、私の見解をお伝えします。保証については販売店での対応が中心になりますが、初期不良の場合は交換対応してもらえることが多いです。品質については、ISO 9001認定工場での生産なので一定の水準は保たれています。

良い口コミ

・赤いボディが派手でバイクに合う、見た目が気に入った
・純正品より安くてすぐ交換できた
・NS-1のようなスポーティなバイクにも映える
・DIY初心者でも問題なく交換できた
・届いたその日に交換してすぐ始動できた
・配送が早く、梱包も丁寧だった
・取り付けて数ヶ月問題なく使えている
・純正品と遜色ない始動性を発揮している

結論:バイクLove2としての意見

20年以上のバイク経験と、実際に両方の商品を使用した結果、私の正直な意見をお伝えします。

私の結論:バッテリーマン BMX4L-BS を推奨

理由は以下の通りです:

コストパフォーマンスの高さ
300円から500円の価格差は、バッテリー交換の頻度を考えると馬鹿になりません。性能面での大きな違いがない以上、安い方を選ぶのが賢明です。

実用性重視の設計
黒いボディは目立ちませんが、どんなバイクにも合います。バッテリーは消耗品なので、見た目より実用性を重視すべきです。

保証の充実
1年保証がしっかりしているのは安心材料です。万が一の時の対応も明確で、ユーザーとしては頼りになります。

ただし、以下の場合は雷神バッテリーも選択肢になります:

・スポーツバイクに乗っていて、見た目も重視したい
・ISO認定工場という安心感を求める
・300円から500円の価格差が気にならない

私自身は複数台のバイクを所有しているため、交換コストを抑えることを最優先に考えています。そのため、性能に問題がなく、価格が安いバッテリーマンBMX4L-BSを選択しています。

実際に使用してみた感想としては、セルの回りも良く、寿命も思ったより長持ちしました。最初の1台目は2年半使用できましたし、現在使用中の2台目も1年以上経過していますが問題ありません。

バッテリー交換は定期的に発生するメンテナンスです。少しでもコストを抑えて、その分を他の部品やアクセサリーに回す方が、バイクライフを充実させることができると私は考えています。

まとめ

バッテリーマン BMX4L-BS と雷神バッテリー RTX4L-BS の違いについて詳しく解説しました。

両者の主な違いは価格差(300円から500円)、デザイン(黒 vs 赤)、品質アピール(1年保証 vs ISO認定工場)の3点です。性能面では大きな差はありませんが、用途や価値観によって選択が変わってきます。

・コストを最優先にするなら:バッテリーマン BMX4L-BS
・見た目も重視するなら:雷神バッテリー RTX4L-BS

どちらも純正品の半値以下で購入でき、充電済みで届くため即使用可能です。私個人としては、実用性とコストパフォーマンスを重視してバッテリーマン BMX4L-BS を推奨しますが、最終的にはあなたのバイクライフに合った選択をしてください。

バッテリー交換は意外と簡単な作業です。プラスドライバー1本あれば、DIY初心者でも15分程度で完了できます。ぜひ自分で交換にチャレンジして、メンテナンスの楽しさも味わってみてください。