こんにちは、バイクLove2です。冬のツーリングで「寒さで指先がかじかんで操作がつらい」「風が冷たくて長距離が億劫」といった経験はありませんか?私もバイク歴20年以上で複数台のバイクを所有していますが、冬の防寒対策は永遠のテーマです。
今回は、私が実際に使用してきた経験と、最新の2025年モデルを含めた情報をもとに、冬のツーリングを快適にしてくれるバイク用ウインタージャケットをご紹介します。
冬用バイクジャケット(バイク ウインター ジャケット)と普通の防寒着の違い
プロテクターやリフレクターが標準装備
冬用バイクジャケットの最大の特徴は、肩・肘・背中などにプロテクターを標準装備している点です。転倒時の衝撃から体を守り、安全性を高めてくれます。普通の防寒着にはない、ライダーを守るための重要な機能です。
また、夜間走行の安全性を考慮し、背面などにリフレクターが付いているのもポイントです。車のライトなどを反射して、後続車に自分の存在を知らせてくれます。暗い道でも視認性が高まり、安心して走行できるのが魅力です。
防水・防風性に優れた素材を採用
走行中にライダーが直面する冷たい風や突然の雨は、体温を奪う大きな原因です。冬用バイクジャケットは、走行風を効果的に防ぐ高い防風性と、雨や雪に対応する防水性を備えています。
首まわりや袖口、裾を絞れるモデルが多いのも特徴です。すき間からの風の侵入をしっかり防ぐ工夫により、体温の低下を抑え、普通の防寒着よりも高い保温性を発揮します。
ライディング姿勢を考慮した立体裁断
冬用バイクジャケットは、ライダーが運転しやすいように設計されています。ハンドルを握る前傾姿勢を想定した立体裁断が施されており、腕を前に伸ばしても背中や肩が突っ張りにくいのが特徴です。
袖の形状にも工夫があり、肘の曲げ伸ばしがスムーズに行えます。また、袖丈や腰丈が長めに作られているため、ライディング姿勢をとっても手首や背中が出にくいのも利点です。
冬用バイクジャケットの選び方
インナー脱着式で3シーズン対応モデルを選ぶ
気温に合わせて調節したいなら、インナージャケットが着脱できるモデルがおすすめです。着脱式インナーは、バイクの走行中に暑さを感じたら取り外すことであたたかさを調節できます。
夏以外の3シーズン着用できて、長い期間活躍するのでコストパフォーマンスも抜群です。私も複数台バイクを所有しているため、季節ごとにジャケットを買い替えるより、3シーズン対応モデルの方が経済的だと感じています。
重ね着を想定してワンサイズ大きめを選ぶ
冬のツーリングは気温がぐっと下がることもあるため、防寒インナーで体温調整をする必要があります。ジャストサイズを選んでしまうと、重ね着をしたときにかさばってライディングの妨げになったり、疲労の原因に繋がるので注意しましょう。
サイズ選びについては、バイクウェアや厚手の服の上から着用することを考慮して、普段より1サイズ大きめを選ぶことをおすすめします。私の場合、身長174cm、体重58kgでLサイズを選択していますが、冬用ジャケットの上からでも窮屈感なく着用できています。
ベンチレーション機能で蒸れ対策
防寒着内の蒸れが気になる人には、ベンチレーション機能付きの商品がぴったりです。ベンチレーションとは、内側の熱気を外へ逃がすための機能で、背中やわきの下などに搭載されています。
保温効果の高いウエアは熱がこもりやすいため、とくに汗をかきやすい人はチェックしておきましょう。ジッパーを上げ下げして調節するタイプなら、グローブを装着したままでも操作しやすいので便利です。
【2025年版】バイク ウインター ジャケット(冬用バイクジャケット) おすすめ
コミネ JK-603 プロテクトショートウインタージャケット
どんなバイクにも合わせやすい、シンプルなショート丈の冬用バイクジャケットです。着脱可能な保温ライナーを装備しており、気温に応じて調整できます。別売りの電熱ライナーベスト(EK-101)にアップグレードすることも可能です。
透湿防水仕様で雨や風を防ぎ、腕・胸・背中に備えたジッパー式ベンチレーションでライディング中の蒸れを軽減してくれます。肩・肘・胸にはCE規格のハードプロテクターを標準装備しており、安全性も抜群です。
実際に使用した感想としては、防寒性と安全性はもちろん、防水性と蒸れにくさも兼ね備えているのが魅力です。ただし、袖丈が長めの設計なので注意が必要で、首元の防寒対策は別途必須です。
コミネ JK-5795 エニグマG2 ソフトシェルパーカ
防風性と保温性を兼ね備えたソフトシェル製の冬用バイクジャケットです。肩・肘・胸部にENIGMA G2ソフトプロテクターを装備し、自然なフィット感と高い衝撃吸収性を両立しています。さらに、背中にはハニカム構造のEVAパッドを配置し、安全性を高めた設計です。
着脱式の保温インナーとベンチレーション機能を採用しており、気温に応じて柔軟に調整できます。サイドポケットに加え、アームポケットも備えており、小物の収納に便利です。
私が実際に使用した感想では、やや重さはありますが、プロテクターがしっかりしていて、首元からの風もしっかり防げます。脱着式インナー付きでオールシーズン活躍するため、コストパフォーマンスが非常に高い一着だと思います。
RSタイチ RSJ726 モンスター オールシーズンパーカ
複数の立体的なフラップ付きポケットが特徴の、機能性とデザイン性を兼ね備えたミリタリーテイストのオールシーズンジャケットです。アウターとインナーの二重構造で、気温やシーンに合わせて単体でも着用可能です。
肩・肘には通気性と強度に優れたCEレベル1プロテクター、背中にはフォームパッドを標準装備しています。各プロテクターは別売りのCEレベル2プロテクターにアップグレードでき、胸部プロテクターも簡単に装着可能です。
付属のインナーを着込むだけでも十分な防寒性があり、アウターはポケットが多くて利便性が高く、インナーのデザインもおしゃれなのが嬉しいポイントです。安全性・防寒性・縫製すべてが最強レベルのジャケットだと思います。
デイトナ DJ-005 ソフトシェルジャケット
防風性とストレッチ性を兼ね備えたソフトシェル素材を使用したバイクジャケットです。裏地はメッシュ、腕と脇下にはベンチレーションを配置し、冬だけでなく春秋も快適に着用できます。
中綿やインナーはあえて省き、重ね着がしやすいよう若干オーバーサイズに設定されています。冬場はフリースやダウン、春秋はTシャツの上に羽織るなど、季節やシーンに合わせた着こなしを楽しめます。
実際に使用してみて、防風性と通気性を兼ね備えており、春秋冬使えて価格もお手頃なので、かなりコストパフォーマンスが高い商品だと感じました。1着で3シーズン使えるのは、複数台バイクを所有している私にとって非常にありがたいです。
コミネ JK-638 エニグマG2 ウインタージャケット クオンタム
防寒性・安全性・デザイン性の三拍子が揃った、コミネのウインターラインの中でも特に完成度の高いモデルです。CEレベル2のENIGMA G2ソフトプロテクターを胸・肩・肘に標準装備し、背中にはEVAパッドを内蔵しています。
着脱可能な保温ライナーとベンチレーションにより、秋口から真冬までロングシーズン活躍します。スウェット地のフードも着脱式で、パーカとジャケットの2Wayスタイルに対応しています。
街乗りからロングツーリングまで、あらゆるシーンにマッチする万能ウインタージャケットです。防寒性能とデザイン性を両立させたいライダーに、まさに”ちょうどいい”一着だと思います。
防寒インナーとの組み合わせ
RSタイチ RSU309 パッカブル ウインドブレーカー
軽量で持ち運びに便利なパッカブル仕様の防水・防風インナージャケットです。付属のベルトでコンパクトに丸めれば、リュックのポケットやバイクのシート下など、ちょっとしたスペースにも収納できます。
寒暖差が大きい季節にはもちろん、冬は防寒ジャケットのインナーとしても重宝します。さらに、雨天時にはレインウェア代わりのアウターとしても活躍します。
私が実際に使用した感想では、冬は防寒ジャケットのインナーとして、中にヒートテックなどを合わせれば防寒性は最強です。コンパクトで防水性能も高いため、レインウェアとして普段使いにも便利です。
RSタイチ RSU232 防風インナージャケット
折り畳むとコンパクトに収納でき、持ち運びに便利な防風インナージャケットです。付属の収納袋に入れれば、リュックやジャケットのポケットにもすっぽり収まります。
防水・防風仕様に加え、外縫い設計でごわつきが少ないため、冬場はバイクジャケットのインナーとして快適に着用できます。RSU309と同様に、冬は防寒ジャケットのインナーとして着用すると防風性がさらに高まり暖かさが増します。
ただし、リフレクターなどが一切ないので、アウターとしての夜間走行時の視認性は良くありません。あくまでインナー使いをメインに考えた方が良いでしょう。
バイクLove2の総合評価
冬のツーリングを快適に楽しむためには、防寒性・安全性・機能性を兼ね備えたバイク専用ジャケットが必要不可欠です。私もバイク歴20年以上の中で、数々のウインタージャケットを試してきましたが、最近のモデルは本当に進化していると感じます。
特におすすめなのは、着脱式インナー付きで3シーズン対応のモデルです。コミネのJK-603やJK-5795、RSタイチのRSJ726などは、防寒性と安全性はもちろん、ベンチレーション機能により蒸れにくさも実現しています。
サイズ選びは必ず1サイズ大きめを検討してください。重ね着を前提に考えないと、後悔することになります。私も最初の頃は失敗しましたが、今ではワンサイズ上を選ぶのが定番になっています。
また、電熱グローブなどとの組み合わせも効果的です。私は以前、コミネのEK-217電熱グローブを導入して、指先の冷えから解放されました。ジャケットだけでなく、手足の防寒対策も忘れずに行いましょう。
まとめ
冬のバイクツーリングを快適にするウインタージャケット選びは、防寒性・安全性・機能性の3つのポイントが重要です。
普通の防寒着とは異なり、バイク用ジャケットは走行風を想定した防風性や、プロテクター装備による安全性を備えています。着脱式インナー付きのモデルなら、秋から春まで長期間活躍してくれます。
サイズ選びは重ね着を想定して1サイズ大きめを、そしてベンチレーション機能付きで蒸れ対策も万全なモデルを選びましょう。今回ご紹介したジャケットは、私が実際に使用したり、信頼できる情報源から厳選したものばかりです。
愛知県在住の私は、冬でもバイクツーリングを楽しんでいます。適切なウインタージャケットを選べば、冬の澄んだ空気の中を走る爽快感を存分に味わえます。ぜひ自分に合った一着を見つけて、冬のツーリングを楽しんでください。











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