毎年35℃超えが当たり前になった日本の夏。バイク通勤&週末ツーリングを欠かさない私が、今年ゲットしたのが デグナー23SJ-11 バイク用テキスタイルフルメッシュジャケット だ。
「Simple is the Best」というメーカーの言葉どおり、ワッペンも派手なロゴも一切ナシ。見た目は落ち着いているのに、走り出すと全身にスーッと風が抜ける“フルメッシュ”仕様で、プロテクターも肩・肘・胸・背中に標準装備。しかも2万円台というお財布に優しいプライス。今回は実際に3ヶ月使った率直な感想と、ネット上のリアルな口コミをまとめてみた。
バイク用メッシュジャケットデグナー 23SJ-11の概要
ポイント | 概要 |
---|---|
価格 | 税込22,000円前後(一部ショップで19,000円台の特売あり) |
素材 | ポリエステル100%(フルメッシュ) |
安全装備 | 肩・肘・胸・背中プロテクター標準搭載(着脱可) |
デザイン | ブラック/グレーの2色、ワッペン類は一切なし |
サイズ | M・L・XL・2XL・3XL |
バイク用メッシュジャケットデグナー 23SJ-11を実際に着てみてまず驚いたのは 通気性。名古屋の真夏日で信号待ちしていても、車体が動き出せばすぐに風がジャケット内を抜けて汗が一気に引く。メッシュ生地はザラつきが少なく、素肌に当たってもチクチクしない点も好印象だ。
安全面では、厚みのあるフォームプロテクターが4箇所に標準装備されている。硬質タイプほどゴツくはないが、街乗り+日帰りツーリングなら安心感は十分。気になる人は別売りのCEレベル2タイプに入れ替えるのもアリだろう。
デザインはとことん シンプル。40代の私でも「バイクジャケット着てきました!」感がなく、カフェやショップに立ち寄っても浮かない。逆に「もう少し遊び心が欲しい」という人は、ベルクロ付きなので後付けワッペンでカスタムを楽しめる。
洗濯面もラク。プロテクターを外して洗濯ネットに入れれば家庭の洗濯機でOK(脱水は短め推奨)。汗臭や虫跡もサッと落ちるので、清潔を保ちやすい。
評価項目 | GOOD | 気になる点 |
---|---|---|
通気性 | 走行風が抜群に通る | 停止時はやはり暑い |
安全性 | 4箇所プロテクター標準 | スポーツバイクだと背面がずり上がりやすい |
デザイン | 大人向けのシンプル顔 | 派手好きには物足りない |
価格 | 2万円台でコスパ高 | 人気サイズは品薄気味 |
デグナー 23SJ-11 実際のユーザーの声(口コミ)
「シンプル イズ ザ ベスト。夏が終わったらオールシーズン用も検討したい」(50代男性)
「生地がしっかり、走行風がスーッ。プロテクターも安心感あり」(60代男性)
「178cm・65kgでXLがジャスト。見た目も機能も十分」(20代男性)
悪い口コミ
・背面プロテクターがSSバイクではヘルメットに当たる
・K社フルメッシュより風抜けが若干劣る
背面パッドは薄型に交換すれば干渉を軽減できる。通気性は生地が二重にならない分、インナーを吸汗速乾タイプにすれば体感はかなり改善する。
良い口コミ
・シンプルなデザインで街着にも使える
・サイズ展開が豊富で体格に合わせやすい
・価格が手頃なのにプロテクター標準
・洗濯しやすく汗臭を残しにくい
・ワッペンでカスタムしやすい
・縫製がしっかりしていて長く使えそう
結論から言えば、デグナー23SJ-11は「夏を快適に走りたい大人ライダー」に推せる一着 だ。私が気に入った最大のポイントは「何も足さない、何も引かない」シンプルさ。派手ジャケットを着ていた20代の頃とは違い、今はコンビニに寄っても浮かない落ち着いた装いが欲しい。その点、このジャケットは普通のアウター感覚で羽織れるのが嬉しい。
もちろん完璧ではない。SSポジションで背面パッドが上がり気味になるのは事実だし、完全停止中はどんなメッシュでも暑い。だが、それらを踏まえても 「22,000円+洗濯機OK+標準プロテクター」 というコスパは群を抜いている。
さらに「あと少しカスタムしたい」と思えば、ワッペンを貼ったり、プロテクターをグレードアップしたりと拡張性も高い。私は胸部パッドをCEレベル2に交換し、背中は薄型ハニカムに替えたらSSでも干渉問題が解決した。
総じて、猛暑でも走り続けたい40代以上のライダーにとって “無理せず安全・快適に夏を乗り切るための最適解” と言って差し支えない。派手さより実用性と落ち着きを重視する人なら、バイク用メッシュジャケットデグナー 23SJ-11は、まず後悔しない一着だと断言できる。
バイクLove2の総評
夏のライディングは「暑さ対策」と「安全装備」の両立が永遠の課題。その両方を高水準でまとめ上げたのがバイク用メッシュジャケットデグナー 23SJ-11だ。
・フルメッシュ×4箇所プロテクターで涼しさと安全性を両立
・ワッペンレスで街着にもOK、カスタムもしやすいシンプル顔
・22,000円前後の価格と洗濯機対応で維持コストも低い
・サイズ展開が広く、30代~60代まで幅広くフィット
「派手なバイクウェアはちょっと…」「でも安全性は妥協したくない」という大人ライダーにピッタリ。真夏のツーリング計画を立てる前に、ぜひ一度試着してみてほしい。きっと走り出した瞬間、背中を抜ける風にニヤけるはずだ。
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