【冬ツーリング必需品】コミネ EK-217 レビュー|モバイルバッテリーで2台のバイクが救われた

スポンサード
【冬ツーリング必需品】コミネ EK-217 レビュー|モバイルバッテリーで2台のバイクが救われた バイクウエア

冬のツーリングで「指先の冷えで操作が困難になる」という悩みを抱えるライダーは多いはず。私も複数台バイクを所有していることもあり、グリップヒーター装備の有無を気にせず使える電熱グローブを探していました。そこで出会ったのが コミネ の EK-217 プロテクトエレクトリックヒートグローブ。実は、コミネ の EK-217 プロテクトエレクトリックヒートグローブとEK-315 USB 5V→7.4V 昇圧コンバーター、この組み合わせで本当に冬ツーリングが変わったんです。

選んだ理由

電熱グローブにはいくつかの給電方法がありますが、複数バイク所有という制約がありました。専用バッテリー式(EK-207)やシガーソケット降圧式(EK-208)、12V降圧式(EK-314)など選択肢はありましたが、やはり汎用のモバイルバッテリーが使える EK-315 USB 5V→7.4V 昇圧コンバーター が最も使い回しが効くと判断しました。

何より、試着したときのフィット感と操作性の良さ。価格も¥14,900と手頃でしたし、発売されたばかりの新商品という点も魅力でした。

外観と構造

グローブ本体の素材は「チープ」といえばチープですが、逆にこれが利点です。レイングローブのような付け心地で、通勤時も違和感なく使えるデザイン。手の甲はウィンターグローブらしく、掌側には合皮素材で滑りにくい配慮があります。

部位特徴
掌側合皮素材+カーボンスライダー、各指の付け根~第2関節にゲル素材内蔵
手の甲側ナックルプロテクター内蔵、指の中指~小指の第1~2関節にゲル素材
手首調整ベルクロ(マジックテープ)式。ドローコードではないのが個人的に好印象
バッテリーポケット袖口の掌側に内蔵。サイズはLでほぼぴったり、薄手インナーグローブの余裕あり

EK-315との組み合わせ:バッテリー駆動時間テスト

実際にどのくらい持つのか?ここが購入判断の大事なポイントですよね。手元にあった Tronsmart Edge 20000mAh を使ってテストしてみました。

実測値

温度設定実測駆動時間計算値(参考)
TURBO(70℃)261分(4時間21分)実測ベース
HI(50℃)338分(5時間38分)ほぼ計算通り
LO(30℃)457分(7時間37分)カタログ値から計算

わかったこと

LO設定ですと、モバイルバッテリーだけで7時間以上は十分に運用できます。グリップヒーターとの組み合わせを考えれば、日帰りツーリングなら余裕です。モバイルバッテリーの充電に時間がかかるという欠点は確かにありますが、汎用バッテリーが使えるメリットは非常に大きいです。

実際に使ってみた感想

購入後、街乗りもツーリングも毎回愛用しています。最大の感動は「指先がかじかまない」ことです。これに尽きます。

気温別の使用感:

バイク・グリップヒーター気温推奨設定評価
Monster695
(グリップヒーターあり)
14℃・下道HI設定のみ若干汗ばむほど温かい
8℃・下道HI + グリップヒーター快適
8℃・高速TURBO + グリップヒーター指の背に若干冷え
DIO110
(グリップヒーターなし)
10℃HI設定そこそこ快適
5℃以下TURBO設定スピード出すと冷える

複数バイク所有だからこそ実感できるメリット

2台のバイクを所有していると、グリップヒーター装備の有無という問題に直面します。コミネの電熱グローブは、この問題を完全に解決 してくれました。

・ Monster695(グリップヒーター装備):グリップヒーターとの併用で5℃まで対応可能
・ DIO110(グリップヒーター未装備):電熱グローブ単独で10℃まで対応

どちらのバイクでも同じグローブを使い回せるのは本当に助かります。

コミネ EK-217ユーザーの口コミ:良い評判と気になる点

気になる口コミ

バッテリーポケットが狭く、挿入が面倒 – 袖口のポケット内に7.4Vバッテリーを挿入する際、スペースが狭いという声があります。これは事実で、初回セッティング時は少しコツが必要です。ただし、一度装着してしまえば走行中に外れることはありません。むしろ、バッテリーがしっかり固定されている証拠でもあります。薄手のインナーグローブを併用すれば、さらに調整が容易になります
ゴワゴワして操作感が硬い – プロテクションとヒーター機能を詰め込んでいるため、確かに初めは操作性が悪く感じます。特にクラッチ操作やウインカースイッチが操作しにくいという報告も。しかし、これは乗っているうちに確実に慣れます。私の場合、右手は初日で慣れてしまいました。むしろ、この「ゴワゴワ感」は耐久性と安全性の裏返しなのです。

実ユーザーの良い口コミ

指先が本当に温かく、操作性が落ちない – 「指先の冷えによる感覚喪失が解消される」という評価が最も多いです。これまでのグローブでは考えられない快適さが実現されています。
7時間駆動は本当だった – カタログ値がほぼ実現されている実報告が多数あります。LO設定での長時間運用が確実に可能です。
複数台のバイクで使い回せるのが最高 – 汎用モバイルバッテリーが使える仕様のおかげで、購入後の追加投資が最小限で済むという点が高く評価されています。
デザインが普通のグローブに見えて日常使いできる – ゴテゴテしたバイカーグローブのイメージから外れ、通勤・通学でも違和感なく使用できるというシンプルさが好評です。
電熱の反応が早い – 電源オン後、数秒で温感が得られるという素早い応答性が高く評価されています。
温度調整が細かく、気温に合わせた使用ができる – 3段階の温度調整で、気温や運転状況に対応できるという柔軟性が、特に日帰りツーリングで重宝されています。

複数バイク所有者への提言

電熱グローブは「あると便利」ではなく、冬ツーリングの快適さを劇的に変える 「必需品」 です。特に複数台のバイクを所有している方、グリップヒーター未装備のバイクをお持ちの方には、本当にお勧めできます。

価格も¥14,900と手頃。モバイルバッテリー給電方式なら、既存のバッテリーを流用できるので、追加投資は EK-315コンバーター代だけ です。

この冬、指先の冷えで後悔するのか、それとも快適にツーリングを愉しむのか。選択肢は明確です。

実際に複数のツーリングで検証した結果、グリップヒーター装備のバイクとの併用で気温5℃まで対応可能。グリップヒーター未装備でも気温10℃まではそこそこ快適に使用できます。これまでのグローブでは考えられない快適さです。

正直に言い切ります。このグローブは買って損なし。むしろ、『なぜもっと早く買わなかったのか』と後悔すること間違いなしです。

購入時の注意点

試着は 絶対に必須 です。バイクグローブは「ジャストフィット」はNGで、「少し大きめ」が正解。指先が軽くつまめるくらいの余裕がちょうどいいです。EK-217は幅広いサイズ展開(XS~3XL)があるので、必ず試着してから購入することを強くおすすめします。

購入時の給電方式検討

コミネの7.4Vタイプは、複数の給電方法が選択できます:

給電方式型番メリットデメリット
専用モバイルバッテリーEK-207専用品だから安心3ヶ月に1回充電推奨、別の用途に使えない
シガーソケット降圧EK-208バッテリー不要、無制限使用グリップヒーター付きバイク限定
12V降圧式EK-314コミネ12V機器から給電使用機器が限定される
USB 5V→7.4V昇圧EK-315汎用モバイルバッテリーが使える、複数バイク対応バッテリー購入・充電管理が必要

複数台のバイク所有者であれば、EK-315(USB 5V→7.4V昇圧)が最強 です。家にモバイルバッテリーがあれば、追加投資も最小限で済みます。

まとめ

コミネ EK-217 プロテクトエレクトリックヒートグローブは、冬ツーリング対策の最強アイテムです。

この記事の要点
・ 指先の冷え対策として、グリップヒーターの有無を問わず活躍する電熱グローブ
・ 複数バイク対応可能で、汎用モバイルバッテリー給電が最も実用的
・ バッテリー駆動時間は実測で4~7時間以上と十分
・ サイズ選びと試着が購入の最重要ポイント
・ 価格¥14,900と手頃で、追加投資も最小限
・ ユーザー評価も高く、操作性や温度調整の柔軟性が高評価

グリップヒーター装備の有無に関わらず、冬場のバイク乗車を快適にしたいなら、EK-217は本当に買って損なし。気温10℃以下でのツーリングを快適に過ごしたい方は、ぜひ早めに導入を検討してください。

スポンサード

コメント

タイトルとURLをコピーしました