こんにちは、バイクLove2です。バイク歴20年以上の私が、今回はヒートマスターの最上位モデル「ヒートマスターLT(12Vヒートインナージャケット LTシリーズ)」について、特徴や口コミ・評判をまとめながら、42,900円という価格に見合う価値があるのかをレビューしていきます。
ヒートマスターLTは、従来の電熱ウェアとは一線を画す「1秒発熱」と「カーボンナノチューブフィルムヒーター」が最大のウリの電熱ジャケットです。コミネの電熱ウェアも使ってきた私の目線で、「これはアリか?」というところを正直に書いていきます。
ヒートマスターLTの主な特徴を一覧表でチェック
まずはヒートマスターLTの特徴をパッと見で分かるように表にまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | Heat Master 12Vヒートインナージャケット LTシリーズ LIDEF |
| 発熱スピード | 約1秒で発熱開始(瞬熱仕様) |
| 発熱方式 | カーボンナノチューブフィルムヒーター(面で均一に発熱) |
| 厚さ・着心地 | 3〜10μmクラスの極薄フィルムで、ごわつきが少なく軽量 |
| 主な発熱部位 | 胸・背中・腕・首まわり(モデルにより) |
| 安全機能 | NTCサーミスタによる温度制御、過電流・過熱保護、自動遮断機能 |
| 耐久性 | 折り曲げ試験10万回クラス、長寿命設計 |
| 防水・メンテ | 防水性能(IPX7相当)・洗濯機ドライコース対応 |
| 電源 | バイク車載12Vバッテリー直結タイプ |
| 付属品 | バッテリーハーネス/ヒューズセット/ワイヤレスリモコン |
| サイズ展開 | S / M / L / XL / 2XL |
| 価格 | 42,900円(税込)前後 |
ヒートマスターの通常12Vモデル(アーバン/スポーツ)は「約10秒で発熱」ですが、LTは「1秒で発熱」まで短縮された次世代モデルという位置づけです。同じヒートマスターでも、まったく別物と考えたほうがイメージしやすいと思います。
ヒートマスターLTを詳しくレビュー:3つの「買う理由」
ここからは、さきほどの表の内容をもう少し掘り下げながら、「42,900円でも買うべき3つの理由」という切り口でレビューしていきます。
理由1:1秒で暖かくなる「瞬熱」が本当にデカい
ヒートマスターLT最大のウリが、この「1秒発熱」です。
通常モデルのヒートマスターや、コミネの電熱ウェアだと、スイッチONからじわ〜っと暖まってくるまで少し時間がかかります。
・エンジンをかけてすぐ出発しても、信号待ちのタイミングで体の芯まで暖かくなっているイメージ
・「寒っ…」と思った瞬間にスイッチを入れれば、ほぼタイムラグなしで暖かさを感じられる
・山の中で急に冷え込んだときや、夜の高速道路などで精神的な安心感がかなり違う
冬ツーリングでは、「寒い時間」をいかに短くするかが快適さに直結します。ここが、価格差の一番大きな理由になっていると感じます。
理由2:薄くて軽くて、ごわつかない快適さ
ヒートマスターLTは、カーボンナノチューブフィルムという極薄の発熱体を使っていて、「面で発熱する」のがポイントです。
・電熱線タイプにありがちな、「線が通っている部分だけ熱い」「あちこちムラがある」という不満が出にくい
・フィルム自体が布のようにしなやかなので、ジャケット全体がゴワゴワしにくい
・前傾姿勢のスポーツライディングでも、インナーとして邪魔になりにくい
・アウターの選択肢が広がる(厚着を重ねなくていい)
以前コミネの電熱ウェアを使っていたとき、どうしても「着たまま動くとちょっと突っ張る」「インナー+中間着+電熱+アウター」でモコモコになりがち、という不満を感じていました。
LTクラスになると、「電熱インナー+防風性のあるアウター」の2枚構成でもしっかり寒さに対応できるイメージなので、ライディングポジションの自由度はかなり違ってきます。
理由3:耐久性と安全性にかなり気を使っている
高価格帯の電熱ウェアで気になるのが、「壊れたらどうしよう問題」です。
LTはその点もかなり作り込まれていて、スペックを見る限りは耐久性・安全性ともにかなり高いレベルを狙っている印象です。
・折り曲げテスト10万回クラスとされるカーボンナノチューブフィルム
・発熱寿命・連続加熱時間も長時間運用を前提にした設計
・IPX7クラスの防水性能を確保していて、洗濯機のドライコースで洗える
・NTCサーミスタによる温度管理で、低温やけどを防ぐ制御が入っている
電熱ウェアは「暖かさ」だけで見るとどれもそれなりに良いですが、長く安心して使えるかどうかは別問題です。
ヒートマスターLTは、ここをしっかりスペックとして打ち出してきているので、値段なりの安心感にはつながっていると思います。
ヒートマスターLTの口コミ:悪い評価と良い評価
ここからは、ユーザーの口コミ傾向を「悪い口コミ」と「良い口コミ」で分けて整理します。実際の一文引用は避けて、要約ベースでまとめます。
悪い口コミとフォロー
・価格がとにかく高い
→ 一般的な電熱インナーの倍近い価格帯なので、「気軽に試す」というレベルではありません。ただ、冬に毎週乗るようなライダーにとっては、1シーズン目から「快適さ」と「乗る頻度の増加」で十分元が取れるレベルだと感じます。
・初期不良(スイッチが入らないなど)の報告がある
→ 精密な電装品なので、残念ながら初期不良ゼロとは言えません。このあたりは販売店やメーカーのサポート対応が重要で、購入前に「どこで買うか」を意識しておくのがおすすめです。信頼できるショップや公式系の販売チャネルを選べば、万一の際も対応しやすくなります。
良い口コミ
・着心地と性能に満足、そもそもの保温性と防風性が高い
・外気温3℃の高速道路でも最弱設定でちょうどいいぐらい暖かい
・コミネなど他社の電熱ウェアから乗り換えて、明らかにワンランク上と感じた
・スイッチONから暖かくなるまでが本当に早く、一度使うと戻れない
・インナーとして薄いのに、アウターをしっかり選べば真冬ツーリングも余裕
・価格は高いが、「ケチらないで良かった」と感じる人が多い
・アフターサポートや修理対応も含めて、長く付き合う前提ならアリ
総じて、「高いけど満足度も高い」「一度使うと他には戻りたくなくなる」という方向の声が目立つ印象です。
バイクLove2の結論:42,900円でも「冬ツーリング命」ならアリ
正直に言うと、42,900円という価格だけを見ると「高い」です。
ただ、バイクに乗る頻度や、冬でもどれくらい走るのかを考えると、この投資が「高いか、妥当か」はかなり変わってきます。
私自身、コミネの電熱ウェアを使ってきて感じたのは、
・電熱そのものの快適さは素晴らしい
・でも、暖まり始めまでのタイムラグ
・着膨れ感やごわつき
・細かい使い勝手
このあたりに「もう一段上が欲しいな」と思う場面が多かったことです。
ヒートマスターLTは、まさにその「もう一段上」を狙ったモデルだと考えています。
・冬でも毎週のようにツーリングに出かける
・高速道路や山間部を真冬でも走るつもり
・コミネや通常ヒートマスターを使っていて、さらに快適さを追求したい
こういうライダーにとっては、42,900円という価格は「高いけれど、納得できる投資」になり得ると感じます。
逆に、「冬はあまり乗らない」「街乗りメインでそんなに長距離は走らない」という方には、通常のヒートマスター(アーバン/スポーツ)や、コミネの電熱ウェアでも十分満足できると思います。
バイクLove2としては、
・冬ツーリングを本気で快適にしたい
・電熱ウェアの最高峰クラスを1着持ってみたい
という方には、ヒートマスターLTは自信を持って「アリ」と言えるモデルです。
一方で、「たまにしか乗らない」「まずは電熱を試してみたい」という方には、もう少し手頃な価格帯から入るのがおすすめ、というのが正直なところです。
まとめ
最後に、この記事の内容をサクッとまとめておきます。
・ヒートマスターLTは「1秒発熱」と「カーボンナノチューブフィルムヒーター」が最大の特徴
・薄くて軽く、ごわつきが少ないので、ライディングの自由度が高い
・耐久性・防水性・安全性もスペック上はかなり高く、長く使う前提の設計
・悪い点は「価格が高い」「初期不良報告もゼロではない」こと
・良い口コミでは「着心地と暖かさに大満足」「一度使うと手放せない」という声が多い
・冬もガッツリ走るライダーにとっては、42,900円でも十分検討する価値があるモデル
自分の冬のバイクライフを思い浮かべながら、「この快適さにいくら出せるか?」を考えると、ヒートマスターLTが自分に合っているかどうかが見えてくるはずです。



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