【冬の必需品】コミネEK-215電熱グローブレビュー|口コミ評判と使用感を正直に語る

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【冬の必需品】コミネEK-215電熱グローブレビュー|口コミ評判と使用感を正直に語る バイクウエア

こんにちは、バイクLove2です。バイク歴20年以上の私が、今回はコミネEK-215デュアルヒートプロテクトエレクトリックグローブについて、口コミや評判を徹底的に調査してレビューしていきます。

「冬のツーリングで指先が冷たくなって感覚がなくなる」「グリップヒーターだけじゃ物足りない」そんな悩みを抱えているライダーの方、多いんじゃないでしょうか。私も長年その一人でした。そこで満を持して購入したのが、このコミネEK-215です。

デュアルヒートシステムという独自機能を搭載し、発熱部位を選べるというユニークな電熱グローブ。果たして冬のツーリングを快適にしてくれる実力はあるのか。良い点も悪い点も包み隠さず、正直にお伝えしていきます。

コミネEK-215の主要スペック

項目仕様
商品名EK-215 デュアルヒートプロテクトエレクトリックグローブ
電源7.4V(専用バッテリー/USBモバイルバッテリー/車載バッテリー対応)
温度調節3段階(強70℃・中50℃・弱30℃)
発熱部位3パターン(指先+掌・指先のみ・掌のみ)
消費電力最大約22W(左右合計)
素材ナイロン・合成皮革・ゴートレザー・PU
プロテクションナックル・指・掌
スマホ対応親指・人差し指が導電素材
防水性能HiPORAR透湿防水メンブレン
価格定価23,100円(税込) 実売13,000円〜15,800円程度
サイズ展開XS・S・M・L・XL・2XL・3XL

コミネEK-215の詳細レビュー

コミネEK-215の最大の特徴は、なんといってもデュアルヒートシステムです。従来の電熱グローブは温度調節だけでしたが、このモデルは発熱部位まで選べるんです。指先だけ温めたい時、掌だけ温めたい時、両方温めたい時。状況に応じて使い分けられるのは、実際に使ってみると想像以上に便利でした。

温度は3段階調節で、強モードなら約10秒で温まり始めます。この即効性は冬の朝、バイクに跨る時にありがたい。弱モードなら長時間使用が可能で、バッテリーの持ちも考慮できます。中モードはその中間で、私は気温5℃前後のツーリングではこれをメインに使っています。

電源オプションが豊富なのもポイント高いです。専用バッテリーはもちろん、別売りのUSBコンバーター(EK-315)を使えばモバイルバッテリーも使えるし、車載バッテリーからも給電できる。長距離ツーリングではモバイルバッテリーを持っていけば電源切れの心配がないので、安心感が違います。

実際の使用感:良い点

指先が冷たくならない:グリップヒーターだけでは指先がかじかんでいたのが、このグローブを使い始めてから完全に解消されました。
温まりが早い:強モードなら10秒程度で温かさを感じ始めます。朝一のエンジン始動前でも快適。
発熱部位の選択が便利:日中は電源OFFで使って、夕方から指先だけONにするなど、細かい調整ができます。
電源OFFでも使える:電熱機能を使わなくても、普通の冬用グローブとして機能します。ただし後述しますが、保温性は専用の冬グローブには劣ります。
プロテクションがしっかり:ナックルガードに加え、指や掌にもプロテクションが入っているので安心感があります。
スマホ操作可能:親指と人差し指が導電素材なので、グローブをしたままスマホが操作できます。ただし画面保護フィルムの種類によっては反応しづらいこともあります。

実際の使用感:気になる点

正直に言うと、完璧な商品ではありません。いくつか気になる点もあるので、包み隠さずお伝えします。

走行中のポカポカ感は控えめ:室内で試した時は「めっちゃ暖かい!」と感じましたが、実際にツーリングで使うと、走行風で冷やされるせいか「暖かい」というより「冷たくならない」という表現が正しいです。グリップヒーターの方が体感的には温かく感じます。
電源OFF時の保温性は低い:バッテリーが切れたり、電源を入れていない状態だと、一般的な冬用グローブより保温性が劣ります。指周りの中綿が薄いのが原因かと思います。
操作が2段階で面倒:電源ボタンを押してON→発熱部位ボタンを押してONという2段階操作が必要。慣れるまでは「あれ、温まらないな」と戸惑いました。説明書をちゃんと読まないとダメですね。
ケーブル接続が煩わしい:モバイルバッテリーや車載バッテリーを使う場合、ケーブル接続が必須。バイクの乗り降りの度に抜き差しするのが正直面倒です。断線のリスクも気になります。
新品は固い:最初はゴワゴワして動かしにくいです。使い込むうちに馴染んできますが、インナーグローブを併用するならワンサイズ上げた方がいいかもしれません。
指先の電熱線が当たると痛い:指先の電熱線がゴロゴロして、当たりどころが悪いと痛みを感じることがあります。装着時に指になじませるように調整する必要があります。

バッテリー持続時間について

実際のユーザーレビューを調査したところ、バッテリー持続時間は以下の通りです。

・強モード(全体・70℃):約2時間〜2時間30分
・中モード(全体・50℃):約3時間〜4時間
・弱モード(全体・30℃):約4時間〜5時間
・強モード(指先のみ):約3時間〜4時間

モバイルバッテリー(大容量)を使えば、強モードでも4時間以上持つという報告もありました。私の場合、朝は強で1.5時間、夕方は中で2時間使って、26,800mAhのモバイルバッテリーで残量半分くらいでした。

コミネEK-215についてのユーザーの口コミ

実際のユーザーの声を、良い口コミと悪い口コミに分けて紹介します。

悪い口コミ

パワー不足を感じる:7.4Vという電圧の関係で、熱源としては貧弱。外気で冷やされる方が早く、走行中のポカポカ感は少ない。
故障・断線のリスク:「2回断線した」「小指の方にピリピリした痛みが出た」など、耐久性に不安を感じる口コミも。

この2つの悪い口コミについて、フォローしておきます。

パワー不足については、確かに7.4V仕様なので12V仕様と比べると発熱量は控えめです。ただし、「指先が冷たくならない」「かじかまない」という効果は十分にあります。氷点下-5℃以下の極寒地では厳しいかもしれませんが、一般的な冬のツーリングなら十分実用的です。

故障については、使い方次第で大きく変わります。グローブを脱ぐ時に指先を引っ張って脱ぐと電熱線が断線しやすいので、手首部分を持って脱ぐことが重要です。ケーブルも無理に引っ張らない、丁寧に扱うことで長持ちさせられます。

良い口コミ

指先の感覚がなくなることから解放された:冬でも快適にツーリングできるようになった。
温まりが早い:電源を入れてから10秒程度で温かさを感じ始める即効性。
発熱部位の選択が便利:状況に応じて温める場所を変えられるのが実用的。
モバイルバッテリーが使える:USBコンバーターを使えば、手持ちのモバイルバッテリーで電源切れの不安が解消。
電源なしでも使える:電熱機能を使わなくても、通常の冬用グローブとして使用可能。
コスパが良い:他社の電熱グローブと比べて価格が手頃で、機能も充実している。
サイズ展開が豊富:XSから3XLまであるので、自分に合ったサイズが見つかりやすい。
プロテクションがしっかり:ナックルガードだけでなく、指や掌にもプロテクションがあって安心。

バイクLove2の結論

正直に言うと、購入前は「電熱グローブって本当に効果あるのかな」と半信半疑でした。でも実際に使ってみて、冬のツーリングに対する考え方が変わりました。

まず、指先が冷たくならないという安心感が大きい。これまでは「あと30分くらいで指先の感覚がなくなるかも」という不安を抱えながら走っていましたが、そのストレスから完全に解放されました。40代になって血行も悪くなってきたので、この効果は本当にありがたいです。

確かに「めちゃくちゃ温かい!」というわけではありません。でも、「冷たくならない」「かじかまない」という効果は確実にあります。そして、それこそが冬のツーリングで一番大事なことなんだと気づきました。

デュアルヒートシステムも、使ってみると意外と便利。日中は電源OFFで走って、夕方になったら指先だけONにする。バッテリーの節約にもなるし、快適性も保てる。この柔軟性は高く評価できます

気になる点としては、やはりケーブル接続の煩わしさと、断線リスクでしょうか。私の場合、近場は専用バッテリーをグローブに収納して使い、長距離ツーリングの時だけモバイルバッテリーを使うという使い分けをしています。これならケーブルの抜き差し回数も減らせます。

価格については、実売13,000円〜15,800円程度。これに別売りのバッテリーやUSBコンバーターを加えても、トータル20,000円前後で電熱グローブシステムが構築できます。他社製品と比較しても、かなりコスパは良いと思います

もちろん完璧ではありません。でも、「冬のツーリングを諦めたくない」「指先の冷えから解放されたい」というライダーには、間違いなくオススメできる製品です。私自身、もうこれなしで冬のツーリングは考えられません。

まとめ

コミネEK-215デュアルヒートプロテクトエレクトリックグローブは、冬のツーリングを快適にしてくれる頼れる相棒でした。

・デュアルヒートシステムで発熱部位を選択できる独自機能
・3段階の温度調節で状況に応じた細かい設定が可能
・専用バッテリー/モバイルバッテリー/車載バッテリーと電源オプションが豊富
・10秒程度で温まり始める即効性
・指先が冷たくならない、かじかまないという確実な効果
・XSから3XLまでの豊富なサイズ展開
・実売13,000円〜15,800円という手頃な価格

パワー不足や断線リスクという弱点はあるものの、それを差し引いても十分に価値のある電熱グローブです。冬でもバイクを楽しみたいライダーなら、きっと同じ満足を得られるはずです。

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